写真提供:「moai モアイ 様」 |
モアイ像で有名なイースター島ですが、悲しい過去を持った島としても知られています。
人が住み始めた頃は、緑の豊かな島でしたが、人口が増えるにつれて、
暖房用の薪や漁業用カヌー、また、モアイ像を運ぶ為に過剰な森林伐採を行いました。
その結果、深刻な食糧難に陥り、部族間で抗争が頻発して文明ごと滅んでしまいました。 |
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イースター島は、南米のチリから3700km最も近くの人が住むピトルケン島からでも、
2000km離れている絶海の孤島で、島そのものが、外部と遮断された一つの世界でした。
そのため、その世界に住む島民は、その世界に住めなくなった時に滅んでしまいました。
今、イースター島での出来事が地球規模で起きようとしているのです。
「宇宙船地球号」という言葉があるように、私達の住む地球もイースター島と同じく一つの世界
と表現することが出来ると思います。
21世紀に入ってからも私達の「宇宙船地球号」は、この問題に対し不安を持ち続けており、
今現在も、私達の存続を脅かす地球温暖化は進行しています。
さらに、エネルギー需要は増加し続けて、エネルギー価格は食料価格と競合し、食料価格を
押し上げ、発展途上国などでは食糧難の一因となり、早急に省エネ導入も求められています。
私達は、地球温暖化対策の目的は違っても、目的への成果は共有する事が出来ます。
各個人や企業がそれぞれの温暖化対策の目的の為に行動することが全ての始まりです。
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